Aria Pro Ⅱ SB Elite-1 - 1983年製 スルーネック

長野県松本市マツモク工業で1983年に作られたベース Aria Pro Ⅱ SB Elite-1 初期型製造モデルです。 （ロッドナンバーが 3から始まるので83年製です。） 当時は、トランスミットネックと呼ばれていたようですが、 スルーネックのことだと思われます。 1983年～1986年の3年間だけの製造販売で、 国内でも、とても出回りの少ないモデルです。 全てのパーツがメイド イン ジャパンの時代なので 現代では、とても貴重かと思います。 自分が子供の頃に父から譲り受け、初めて弾いたベースで、 長い間、実家のクローゼットに眠っていました。 トラスロッドカバーの欠品があります。 ロッドは特にいじっていません。 父が所有していた時に、調整しようとしたのかもしれませんが、 我が家にはロッドを回す道具がないので、回していないと思います。 ノイズもなく、問題なく音が出ますが、 製造から42年という経年もあり、 完璧な音かどうかは判断しかねます。 右下の調節つまみは、多少ガリがあります。 弦にサビがあったので、現在は弦を外してあります。 細身の弦ではありますが、フェルナンデスのベース弦も付属します。 ネックの反りなどは素人なので、わかりません。 多少の反りがあるのかもしれませんが、 見た感じ、概ね問題ないと思います。 本体の表側、左下に小さな塗装剥がれがあります。 ボディ裏、底側面に、目立つ塗装剥がれが２つあります。 スイッチ部分にサビが見受けられます。 音量調節に多少ガリがあります。 細かく見ると、フレット部分やブリッジ部分、ペグ部分に サビ、変色、塗装落ちなど経年劣化が見受けられます。 ボディを凝視すると、細かな傷や小さな塗装剥がれが見受けられます。 素人目には現状態でも問題ないと思いますが、 厳しく細かな部分を指摘するのであれば、 何かしらのレストアや弦高調整が必要になってくると思います。 最後の写真の２枚は、数年前に販売しようとした時に撮影したものです。 光の当たり方によっては、クリーム色が濃く、 少し黄色っぽく感じると思います。 専用ケースやハードケースはないので、 ベース本体をビニールで包み、 4mmシナベニヤで箱を作り、形状スポンジで固定保護し、 梱包材で固定しての発送になります。 その他、何かご質問があれば、お気軽にコメントください。